ムツヴァネ・カフリ(Mtsvane Kakhuri)

ムツヴァネ・カフリ(Mtsvane Kakhuri)

ジョージア語で「緑のカヘティ」を意味するムツヴァネ・カフリは、通常、略して「ムツヴァネ」と呼ばれています。
ジョージアには6種のムツヴァネがありますが、DNAはどれも異なり、名前には各自生地が付けられています(ムツヴァネ・カフリの「カフリ」は、カヘティの意味)。
糖度が上がりやすい一方、高い酸味を保持できる為、甘口ワインや酒精強化ワインに適しています。霜には強いですが病害には弱い為、栽培では注意が必要となります。カヘティ地方、特にPDOツィナンダリ、マナヴィ、グルジャアニ、ヴァジスバニ、カルデナヒの石灰岩土壌で栽培されています。

香味の特徴/風味
アロマティックな品種で白桃やトロピカルフルーツ、果樹の花の香りがします。華やかな香りと複雑性をワインに与え、ルカツティリやキシとブレンドされる事があります。酸化しやすい為、注意深い嫌気的処理が必要となります。

スタイル
辛口~中甘口のスティル・ワインが主体ですが、PDOカルデナヒ(Kardenakhi)では酒精強化ワインとして生産されます。PDOマナヴィ(Manavi)ではムツヴァネ・カフリのみでワインが造られますが、PDOツィナンダリ(Tsinandali)ではルカツティリとブレンドされます。

ヨーロッパ式醸造、伝統式醸造(クヴェヴリ醸造)のどちらからでも優れたワインができます。ヨーロッパ式醸造スタイルでは白桃や柑橘類、果樹の花の香りに、わずかにミネラルのニュアンスが伴い、伝統式醸造スタイルでは、アンバーの色調にアプリコットのような核果実の風味が現れます。

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