ツィツカ(Tsitska)

ツィツカ(Tsitska)
西ジョージアの古い品種と考えられ、名前はツィツケ(Tsitskhe)、又はツィツキウリ(Tstiskiuri)という村名に由来します。標高の高い山岳地帯でよく育ち、イメレティ地方の上部、中央部で広く栽培されています。 晩熟で気候や土壌を選びませんが、うどんこ病にかかりやすく、カビに対する耐性が弱い為、低地や湿気が多い地域では被害を受けやすくなります。樹勢は中程度ですが、高収量が見込めます。 スタイル 辛口ワインのタイプでは、カリン、メロン、洋ナシ、時にはハチミツの風味が現われます。 伝統的にはツォリコウリ(Tsolikouri)やクラフナ(Krakhuna)とブレンドされ、辛口のテーブルワインやPDOスヴィリ(Sviri)として生産されますが、酸味が高い状態で収穫された時はスパークリングワインとしても醸造されます。

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